女優大竹しのぶ(64)が4日、ゲスト登壇を予定していた「ワールドキャンサーデー2022」(国際対がん連合UICC日本委員会主催)のライトアップ点灯式を欠席した。主催者によると、「新型コロナウイルス感染症の濃厚接触者にあたる可能性が生じたため」という。

がんと社会のあり方を考える国際的イベントで、大竹はゲストとして全国各地のライトアップ会場にメッセージを送る予定だった。

この日、文書でコメントを寄せた大竹は、「せっかくの記念すべき日に出席がかなわず、このような形での参加をお許しください」と報告。父親と、最初の夫であるドラマディレクター服部晴治氏をがんで亡くした自らの経験をつづり、医療従事者に感謝を述べた。また、ワールドキャンサーデーについて「世界中の医療従事者の方に感謝を、病気で苦しんでいる患者さんたちに力を、その家族にも力を与えられる日になりますように」とメッセージした。