DDTの5日・小山市立文化センター大会で「アルティメットタッグリーグ」Bブロック公式戦が行われ、MAO(25)がユニバーサル王者・佐々木大輔から3カウント奪取に成功。試合後、王座挑戦を表明した。

 開幕戦で飯野〝セクシー〟雄貴、今成夢人組に敗れて後のないMAOと勝俣瞬馬組はこの日、佐々木、MJポー組と対戦。試合は一進一退の攻防となったが、終盤、MAOが佐々木のフェイスロックにつかまる大ピンチに…。しかし、うまく体を入れ替えて相手の肩を付けさせ、フォールの形に入る。これはカウント2だったものの、佐々木が返す瞬間にフェイスロックから脱出することに成功すると、そのまま電光石火の十字架固めで押さえ込んで3カウントを奪った。

 現在アイアンマン王座を保持するMAOは試合後、マイクを持つと「アイアンマンとユニバーサルのベルトをかけてダブルタイトルマッチをやる! 決定だ」と一方的に宣言。タッグリーグでの勝敗も1勝1敗の五分に戻したが「東京ドームでダブルタイトルマッチが決定した。そしてアルティメットタッグリーグ、優勝決定だ! 1勝1敗のパーフェクトゲームだ!」と支離滅裂な言葉を並べた。

 一方、佐々木は「あんな品格のない奴、挑戦できるわけないだろ。アイアンマンで十分だ」と一蹴した。いと思います」と語った。