タレントの関口宏(78)が6日、司会を務めるTBS系「サンデーモーニング」に生出演。4日に開幕した北京五輪について特集した。

 スポーツコーナーでは、〝ご意見番〟の野球評論家の上原浩治氏(46)に加え、北京の特設スタジオから清水宏保氏(47)が登場。

 関口が「あっち行ったり、こっち行ったりすると厳しいと聞いてますよ」と呼びかけると、清水氏は「移動するにしても行動規制がかかっていて、ホテルも壁のようなゲートがありまして、ホテルから一切出られないですし、本当に毎回、検査があります」とPCR検査の徹底ぶりを明かした。

 その上で、「ホテルや国際メディアセンターの中にはおいしい中華や日本食などあって、一つの村のようになっていて、そんな実際ストレスにはならない。隔離自体、隔離されてるという感覚はそんなにない。ホテルのスタッフさんも毎日、PCR検査やって全員が防護服着てますね」と話すと、関口は「おいしい中華っていうのがうらやましいと思いましたね」と笑った。

 一方、競技では5日に行われたフリースタイルスキー・モーグル男子で堀島行真(24=トヨタ自動車)が銅メダルを獲得し、日本勢メダル第一号となった。

 堀島が「本当の夢は金メダル。またここから競技を頑張りたい」と語ったことを受け、上原氏は「夢を達成した時に〝あっぱれ〟をあげたいなと思います。銅メダルなんで。もちろん、個人的にはあげたいんですよ。でも、それをあげてしまうと、これから出てくる人みんなにみんなにあげないといけない」と安易なあっぱれ贈呈を控えた。

 これに関口は「張さんはね、優勝しない限りはあっぱれは出さなかった」と前任の張本勲氏を引き合いに出して、上原氏の判断に同調したが、清水氏は「上原さん、厳しい」と苦笑い。「五輪選手は4年に1回しかチャンスがない。緊張感も独特。決勝でもこけそうになるくらいバランスを崩しながら滑っていて、それでも耐えた。そして、銅メダル。僕はよくやってくれた。あっぱれですね」と堀島を称えた。