「栗山監督!お元気ですか?いつでも日の丸を背負う準備はできています」――。虎の最年長・糸井嘉男外野手(40)が〝絶口調〟だ。

 6日、阪神の沖縄・宜野座キャンプに侍ジャパン・栗山英樹監督(60)が訪問し、報道陣への対応で「栗山監督が糸井選手を気にしていた」と伝え聞くと「僕もです。もちろん、うれしい」と、今も消えない日の丸愛を告白。2023年のWBCへ向けても意欲満々で「もう選ばれたと思っています(笑い)」と気分はすっかり「栗山ジャパン」の一員だ。

 ここまで冗舌になるのは、糸井にとって栗山監督はこれまでの野球人生のなかでも大事な恩師の一人だからだ。日本ハム時代の12年には、これまでの野球人生で唯一のリーグ優勝も経験。栗山監督の就任1年目でのVに糸井も主力と貢献しただけに「初年度に携わらせてもらって、優勝もしましたし」と懐かしい思い出に浸っていた。