高梨沙羅「このままじゃいけない」混合団体へ練習、K点越え連発 応援に「感謝」

混合団体に向け、公式練習に臨む高梨沙羅(撮影・高部洋祐)
公式練習2本目のジャンプを終え、引き揚げる高梨沙羅(撮影・高部洋祐)
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 「北京五輪・ノルディックスキージャンプ・混合団体」(7日、国家スキージャンプセンター)

 競技に向けた女子選手の練習が6日、行われた。個人(ノーマルヒル)で4位だった高梨沙羅も姿を見せ、1本目で99・5メートル、2本目で95・0メートル、3本目で99・0メートルと、K点(95・0メートル)越えのジャンプを連発した。

 練習後は取材に応じ、心境を語った。

 「昨日の結果の申し訳なさであったり、悔しさは拭いきれてはいないのですけど、次の日は新しい日が来ますし、ミックス戦、明日に迫ってきているので、こういう気持ちでいてもしょうがないところで、練習してみて、最後はいい感覚で終わることもできましたし、風にも恵まれて、落ち着いた状況の中で自分のジャンプと向き合うことができたので、明日につなげられる結果になったかなと思います」

 前日は、複雑な感情がこみ上げていた。「きのうはすごくいろんな感情がわいてきてしまって」とも振り返ったが、「今日はまた切り替えて練習ができたと思います」。今大会からの新種目である混合団体があることで、「今回はミックス戦があるので、そこへ向けて、このままじゃいけないっていう気持ちにはなれたところが、前回大会とは違うところではあるかなと思います」とした。

 その中で、応援し続ける人がいることに対しては、「何て言ったらいいか分からないですけど、感謝の気持ちしか沸いてこないです」と語った。混合団体へ向け、「ずっと、こういう舞台やW杯で一緒に戦ってきた仲間と力を合わせて戦えるのは幸せなこと。なんかこう、出来る気がするというか、自分ひとりでは心細いところもあるが、みんながいるからこそ、自分の力を発揮できるところもあるので、この人達のためにも頑張りたいと思わせてくれるのは、チームのおかげなのかなと思う」と思いを明かした。

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