女優の永作博美(51)が、2022年度NHK後期連続テレビ小説「舞いあがれ!」(今秋スタート予定)で朝ドラ初出演することが分かった。ドラマを制作する大阪拠点放送局が7日、発表した。

 女優・福原遥(23)演じるヒロイン・岩倉舞がパイロットを夢見て、ものづくりの街・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島でさまざまな人との絆を育みながら、飛ぶ夢に向かっていく挫折と再生のドラマ。

 永作が演じるのは舞の母親、岩倉めぐみ。長崎県の五島列島出身で、大学時代に高橋克典演じる岩倉浩太と出会い、中退して駆け落ち同然で結婚。二人の子どもを育てながら、町工場の仕事も手伝っている。舞や悠人が幸せになるように手厚く守ろうとする家族愛にあふれた母親だ。

 永作は「『舞いあがれ!』というタイトルにふわっと持ち上げられたような気がして。私の想像の中で、風の吹き抜ける長崎県五島の海はとても美しく見えました。みてくださる方々にもふわっと風が吹いていつもよりも軽く、2、3歩前に進めるようなそんな朝を届けられたらいいなと思います。ただ相手は風です。たまにあおられていると思います。そちらもぜひ楽しんで下さい」とコメントを寄せた。