ダンサーで俳優の大貫勇輔(33)と女優の沙央くらまが結婚したことが5日、双方の所属事務所から発表された。昨年に2人で都内区役所に婚姻届を提出しており、今年に入って第一子となる男児が誕生した。すでに同居しており、挙式・披露宴は未定。

 発表によると、2人は共通の友人が経営する飲食店で出会い、後日に結婚を前提とした交際を始めた。食事のほか共通の趣味である旅行や映画鑑賞を通じて、2人の時間を大事にしてきた。結婚発表にあたり連名で「互いの家族・舞台・表現・物事や人に対する想い、真っ直ぐな心や人柄に惹かれ、生涯のパートナーとして共に過ごしてゆきたいという気持ちからこのような運びとなりました」とのコメントを寄せた。

 大貫は7歳でダンスを始め、17歳からプロダンサーとして数々の作品に出演してきた。昨年のミュージカル「フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~」で主人公ケンシロウを演じ、ドラマでは深田恭子主演の「ルパンの娘」(フジテレビ系)、木村拓哉主演「グランメゾン東京」(TBS系)に出演。3月18日公開の映画「KAPPEI カッペイ」、同月からのミュージカル「メリー・ポピンズ」と出演作が控えている。

 沙央は2001年に宝塚歌劇団に入団。宙組公演「ベルサイユのばら2001」で初舞台を踏んだ。老若男女、幅広い役柄を演じ切る高い演技力と歌唱力を持った男役スターとして活躍し、18年に退団。現在は舞台、映画、テレビ出演や美容等のブランドプロデュースを行うなど、多彩派女優として活躍している。