振付師のパパイヤ鈴木(55)が8日、東京・文京区の講談社レセプションホールで行われた書籍「パパイヤ鈴木の元気が出るダンス」の発売記念記者会見に出席した。

 会見でパパイヤは同書について「パパイヤ色の強い本を出したいとお話をいただいて。僕は『0から1』がテーマで、例えばちょっと腰を浮かす(ダンス)とか。簡単に出来る、というコンセプトで作らせていただきました。初めの1歩は簡単じゃないと」と〝誰もができるダンス〟が狙いだと話す。

 ダンスについて鈴木は「誰もが実はダンスしてると思うんですよ。例えば、掃除機をかける時に少し腰を動かしたらダンスなんです。普段やってることを音楽に乗せてみるとダンスなんです」と、日常生活はダンスにあふれているそう。

 会見ではパパイヤの「振付師像」についても語った。

「僕は振付師の匂いがしない振付師になりたい、という思いがあって。そのアーティストさんが、自分が考えたようなダンスにしたいと。つい腰が動いてしまうようなダンスにしたいと思ってます」(パパイヤ)。

 このコロナ禍では料理にもはまったそうで「得意料理はナポリタンです。家族も『パパ、お店出せるね』と言ってくれてます」と笑顔。昨年6月には新型コロナに感染したが、その時の様子を聞かれると「すごく、髪の毛が抜けました。柴犬か! っていうぐらい。きつかったですね」と振り返った。