ワハハ本舗の俳優・我善導(われ・ぜんどう、40)が舞台「ワハハ本舗プレゼンツ 我善導をおもしろがる会vol.3『?人のおもしろがれない大人たち』」(5月17~22日、東京・新宿シアタートップス)に主演する。

劇団「江古田のガールズ」主宰の山崎洋平氏(34)が脚本、演出を担当。同じ脚本の全8公演を4公演ずつの男性バージョン、女性バージョンに分けて上演。我善導は、それぞれで男女を演じる。

我善導は「昨年の6月に初めて主演舞台というものをやらせてもらいました。前回は『ヨッ!主演!ヨッ!座長!』といった感じで『豚もおだてりゃ木に登る』状態でした。今回は、そういうわけにいきません。戦いはこれからです。今回こそ、我善導の力というものを“魅せ”つけなければいけません。必死にがむしゃらに頑張ります。ぜひ、面白がりに来てください」と話している。

男性バージョンにはモロ師岡、西條義将、竹石悟朗、幻冬舎の編集者の石原正康氏らが出演。師岡は「ワハハ本舗の役者さんとついにやらねばならぬ時が来たかと身の引き締まる思いです」。女性バージョンには元AKB48増田有華、あだちあさみ、福田ユミらが出演。増田は「今からどんな役を演じるんだろうとワクワクしています」と話している。

プロデューサーを務めるワハハ本舗主宰の喰始氏(74)は「20代の我善導に出会った時、才能にほれ込んで『君は絶対に売れる。僕はファンクラブ第1号になる』とスカウトした。20代、30代の彼は、その出来る力を舞台で発揮したが、残念ながらテレビ、映画では彼の才能に気付く人間が出てきていない。40代の彼に言いたいことがある。『こいつは出来る』という評価ではなく『こいつは何者だ、どうしてこんな役作りをするんだ』と言われるアプローチで作品に臨んでほしい」と話している。