お笑いタレントの間寛平(72)が9日、都内で、吉本新喜劇のゼネラルマネジャー(GM)就任発表会見に出席した。

現新喜劇座長のすっちー(50)酒井藍(35)も間のGM就任にかけつけた。すっちーは「寛平師匠の頭の中ってすごい。発想も行動も。思い立って地球一周成し遂げる方ですから。新喜劇という船に乗るわけですけど、(寛平が)かじ取りというか、船長の役でやっていってくださる。座長全員船酔いはすると思うんですけど、みたこともない島につれていってくださるんじゃないか」と期待。間も「大きな島よ!」と力を込めた。

酒井は「吉本新喜劇のことはもちろん、人生のこといろいろ教えてもらいたいです」と願いつつ「これからよろしくな」と間にタメ口で言い放った。間らがお決まりのズッコケを決めると「どうや、これが座長のボケの放り込み方やでー」と笑わせた。

間は「劇場をつくりますよ。若い子ができるような、なんばグランド花月しかないので、もう一つ作りましょ。とりあえず、どこかに作りましょう。漫才劇場から若い子がM-1(グランプリ)じゃ、キングオブコントじゃって頑張ってやっている。新喜劇劇場つくってあげたら、若手の安らぎにもなる」と新劇場設立を提案した。

自身含めて座員が110人であることから「今年の10月の10日に新喜劇祭りをやろうと思います。人気投票で30人だけ、その新喜劇祭りに出られる。全員にチャンスを与えて、新喜劇祭りやりましょう。今考えました。ぼくが(メンバーに)入れへんかったら、(チケット)もぎりをやります。2時間の新喜劇。ファン投票でやりましょう!」と突然新企画をぶち上げた。

今後、毎月大阪にて、GMの定例記者会見を開き、構想を発表していくという。関係者は「新喜劇祭りは初耳でした」と苦笑いで明かした。