暴太郎戦隊ドンブラザーズ:ピンクは“元銀行員”33歳の鈴木浩文 感極まり「お世話になった人たちにようやく恩返しが…」

スーパー戦隊シリーズの46作目「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」でキジブラザー/雉野つよしを演じる鈴木浩文さん
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スーパー戦隊シリーズの46作目「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」でキジブラザー/雉野つよしを演じる鈴木浩文さん

 スーパー戦隊シリーズの46作目「暴太郎(あばたろう)戦隊ドンブラザーズ」(テレビ朝日系)の制作発表会見が2月9日、東映の公式YouTubeチャンネル「東映特撮YouTube Official」ほかで配信され、俳優の鈴木浩文さんが、キジブラザー(ピンク)/雉野(きじの)つよしを演じることが分かった。男性キャストがピンクの戦士を演じるのは、1975年にスタートしたスーパー戦隊シリーズの歴史で初めて。会見では、鈴木さんが感極まる一幕もあった。

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 鈴木さんは1988年11月3日生まれの33歳、兵庫県出身。大学卒業後に銀行員として働くも2年で退職して、俳優の道へ。男性5人組の演劇ユニット「CoZaTo×(コザト)」として活動するほか、TikTokのドラマ制作チーム「ごっこ倶楽部」のメンバーとしても活躍している。

 鈴木さんは「(出演が)決まったことのうれしさよりも、これまでお世話になった人たちに、ようやく恩返しができるきっかけを掴んだなって」とうれしそうに語り、「好きな道に進ませてくれた両親にも恩を返したかったですし、『出世払いでいいから』とご飯をおごってくれた友だちとか、『頑張れよ』って手紙と共に物資を送ってくれた地元の人たちとかにも……。ようやく、そういう人たちに恩を返せるかなと思ってうれしかったです」とコメント。感極まった様子で、「見てくれているかな?」と画面の向こうに語りかけていた。

 鈴木さんが演じる雉野は、平々凡々な生活を送る、33歳の妻帯者。身長2メートル20センチのキジブラザーに変身する。

 「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」は、おとぎ話「桃太郎」がモチーフで、“レッド”ドンモモタロウが、お供の“ブルー”サルブラザー、“ブラック”イヌブラザー、“ピンク”キジブラザーと共に、人間の消去をもくろむ敵「脳人(のうと)」に立ち向かう。鬼をイメージした“イエロー”オニシスターも登場する。

 「鳥人戦隊ジェットマン」(1991~92年)や「仮面ライダーアギト」(2001~02年)、「仮面ライダー555」(2003~04年)、「仮面ライダーキバ」(2008~09年)など数々の特撮作品を手掛けてきた井上敏樹さんが脚本を担当する。テレビ朝日系で3月6日から毎週日曜午前9時半に放送。

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