元王者が貫録を見せられるか――。立ち技格闘技「K―1」の年間最大興行「K’FESTA.5」(4月3日、東京・国立代々木競技場第一体育館)の会見が行われ、〝新生K―1〟となってからは初となる無差別級トーナメントの開催が発表された。

 出場選手は全8名で、元K―1ヘビー級王者の京太郎も参戦。1回戦で坂本英則と対戦することになり「なぜ2年連続試合が延期になるのか気になっております。厳しい…。あと、トーナメント…、厳しい…」。28歳の坂本についての印象を問われると「若い選手に頑張っていただきたい。そう思います」といつものペースを守る。さらに準決勝、決勝で対戦したい相手を問われると「僕も誰ともやりたくないんで。考えただけで恐ろしい…。反則ギリギリでも勝てればいいかなと思います」とケムに巻いた。

 また、同じくトーナメントに参戦する石井慧から決勝での対戦を熱望されていることに「言ってくれているみたいですけどね。僕はワンマッチでやるのかなと思っていたんですけど、トーナメントで…。決勝はきついんじゃないですかね。たぶんどっちかが…」と話した。

 対する坂本は「誰も知らない中、優勝できたら目立てるんじゃないかと思うんで応援お願いします」と意気込んだ。

 また、トーナメントには京太郎、坂本のほか石井慧、実方宏介、ANIMAL☆KOJI、谷川聖哉、K―Jee、マハムード・サッタリが参戦。スーパーライト級王座戦「王者・山崎秀晃VS大和哲也」、スーパーファイト「江川優生VS大岩龍矢」が行われることも発表された。