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興収20億円突破!長澤まさみ「愛してるぜ~チュッ!」ファンに感謝

「子猫ちゃんは製作者の一員」と感謝を伝えた長澤まさみ
「子猫ちゃんは製作者の一員」と感謝を伝えた長澤まさみ

 俳優の長澤まさみが10日、都内で行われた映画『コンフィデンスマンJP 英雄編』(公開中)の大ヒット御礼舞台あいさつに登壇し、ファンに熱い気持ちをぶつけた。イベントには東出昌大小手伸也小日向文世田中亮監督も参加した。

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 本作は長澤、東出、小日向ら共演のドラマシリーズ「コンフィデンスマンJP」の劇場版第3弾。一流の腕を持つ詐欺師にだけ受け継がれる「ツチノコ」の称号を得ようとマルタ島に乗り込んだ詐欺師のダー子(長澤)たちは、元マフィアが所有する古代ギリシャ彫刻「踊るビーナス」を狙うが、警察とインターポールが捜査を始める。

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 公開27日間で観客動員数148万人、興行収入20億円を突破。長澤は「頑張ってるな。うれしいです」と喜び、「初めて観る方も楽しんでもらえる作品になったと思います。まだまだやっているので、たくさんの人に観てもらいたいです」とアピール。さらに、「愛してるぜ~チュッ!」とファンに気持ちをぶつけると、「愛でしかないです。この作品を一緒に作って、楽しんでくれているのは子猫ちゃん(本作ファンの愛称)。製作者の一員だと思います」と感謝し、「次回あるとしたら、エキストラとして参加してください。大変なので、気合いのある人に来てもらわないと困っちゃう」と呼びかけた。

 カテゴリー毎にコンフィデンスマン“愛”も語りつくす一同。一番好きな「扮装」を問われた長澤は「中国のスターという設定のマギー・リン。チャイナドレスを着れたのがうれしかったです」とにっこり。好きな「場所」はダー子が暮らすスイートルームで「一番はじけている場所。意外と内弁慶なのかな? あの中にいると安心しきっているダー子が見られる気がします」と回答した。

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 映画・ドラマあわせて一番好きな「編」については、第一話「ゴッドファーザー編」を挙げる長澤。「手品を練習して、ちゃんと自分でやったのに全然話題にならなかった。上手にできたのにCGっぽいんですよ」と嘆きつつ、その手品シーンがあるがゆえに「好き」と説明。最終話「コンフィデンスマン編」も負けず劣らずといったようで、「原点という感じで、あそこからすべてが始まっているのでグッときました。(スイートルームでの)ワンシチュエーションなのがいいですよね。撮影がすごく楽しかったです」と振り返った。

 東出は「家族編」に思い入れがあり、真冬の屋外で、浴衣を着て花火鑑賞をするシーンは「とにかく寒かった」と苦笑しながらも、「仕上がりが心あったまるものになって、みんなで頑張ってやってよかったな」としみじみと語った。

 小日向は、何かにつけて広末涼子演じる韮山波子の名前や共演シーンのエピソードを繰り出し、「広末さんといい感じになるので忘れられない」と、波子と自身演じるリチャードの関係を思い返して陶酔し、会場を笑いに包んでいた。(錦怜那)

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