LiLiCo(51)が11日、都内で会見を開き、プロレス団体DDTが3月20日に開催する東京・両国国技館大会でプロレス引退試合を行い、夫の純烈・小田井涼平(50)がタッグパートナーとして参戦することを明らかにした。小田井の参戦はLiLiCoたっての希望によるもので、小田井にとってプロレスデビュー戦となる。

小田井は、20年8月に買い物の途中に道で転倒し、左膝蓋(しつがい)骨を骨折したLiLiCoがプロレス引退試合をやりたいと口にしたことについて「(LiLiCoが)プロレスをやると言った時、やめて欲しいと思った。ケガと付き合っていくのは、ケガをした時点で分かった。試合をするのがいいのかと夫として思った」と率直な思いを語った。その上で「ケガをして救急搬送した病院で応急処置を終え、麻酔が覚めた時、僕は仕事で後から駆けつけた。対面し、意識が戻ってきた時、筆談でやりとりをしたら『プロレスは出来ますか』とボードに書いた。無意識でも気にしているんだと…面白かった」とLiLiCoのプロレスへの執念を感じたと振り返った。

小田井は「医師から『今後、やれるか分かりませんと』伝えられても『やりたい』と書く。先生に『必殺技は足技?』と聞かれて、『ハイ』と答えたら『変えた方が良い』と言われた。戦える姿を見せてもらえる…横で見ながら彼女の左膝の代わりになって戦いたい」と、LiLiCoを支える考えを示した。今後の練習については「(純烈の)ステージに穴を開けないようにと考えると、時間がない。イメージトレーニングをして、攻撃をかわしながら戦いたい。(LiLiCoに)指南を受けて体力を付けたい」と語った。

LiLiCoと小田井は、プロレスラーでDDT運営会社副社長の彰人(34)と組み、男色“ダンディ”ディーノ、飯野“セクシー”雄貴、今成“ファンタスティック”夢人組と6人タッグマッチで対戦。セコンドには純烈メンバーの酒井一圭(46)白川裕二郎(45)後上翔太(35)がつく。