今年も天国へ朗報を届ける。ヤクルトは元監督の野村克也氏(享年84)の命日の11日、沖縄・浦添市で行われている一軍キャンプの全体練習の前に黙とうを捧げた。

 高津臣吾監督(53)、臨時コーチを務める古田敦也氏(56)ら首脳陣、そして楽天時代に薫陶を受けた嶋基宏捕手兼コーチ補佐(37)ら選手が右翼線上に並んだ。

 そしてその後ろで小川GMら球団幹部やスタッフが一列に整列して野村氏に思いをはせた。高津監督は「野村監督を思い出す日だと思っていますし、今年もまた頑張ろうという気持ちにもなりました」と話した。

 昨年は6年ぶりにセ・リーグ優勝、そして20年ぶりに日本一に輝いた。それでも指揮官は「今年はもう始まっている。またいい報告ができるように頑張りたいなと思います」と意気込んだ。