なにわ男子・道枝駿佑：「今夜、世界からこの恋が消えても」で映画初主演　「10代を締めくくれる作品に」　「消えた初恋」福本莉子とW主演

　人気グループ「なにわ男子」の道枝駿佑さんと女優の福本莉子さんが、7月29日公開の映画「今夜、世界からこの恋が消えても（セカコイ）」でダブル主演を務めることが明らかになった。道枝さんが映画に主演するのは初めてで「10代最後の映画になるので、10代を締めくくれる、自分のターニングポイントとなるような作品になればいいなと思いますし、この映画を経験して、役者として一回りも二回りも成長したいと思います。」とコメントを寄せている。

ウナギノボリ

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　映画は、2019年に「電撃小説大賞」を受賞したメディアワークス文庫（KADOKAWA）の小説が原作。眠りにつくと記憶を失ってしまう難病・前向性健忘を患ったヒロインと、彼女を献身的に支えながらも、自らも大きな秘密を隠し持つ主人公のはかなくも切ないラブストーリーを描く。三木孝浩さんが監督を務め、月川翔さんと松本花奈さんが脚本を担当。亀田誠治さんが音楽を手がける。

　道枝さんは主人公の神谷透、福本さんはヒロインの日野真織を演じる。クラスメートのいじめを止めるため、同級生の真織に嘘の告白をした透。真織は偽りだと分かりつつも、「放課後まで話しかけない」「連絡は簡潔にする」「お互いを本気で好きにならない」という3つのルールを出して告白を受ける。次第に2人は引かれ合うが、透は真織から病気のことを知らされる。透は真織の幸せを守るために“ある作戦”を仕組むことになる。

　道枝さんと福本さんは、昨年放送された連続ドラマ「消えた初恋」（テレビ朝日系）でも共演しており、福本さんは「道枝さん演じる透くんとの関係性が大事になってくるお話なので、共演したことのある方で良かったなと思いました」と話している。

　コメント全文は以下の通り。

　◇道枝駿佑さん

　初の主演映画なので、不安もありつつ、楽しみもありつつ、クランクインを迎え、いよいよ動き出したなという気持ちです。映画で主演を演じたいとずっと思っていたので、お話をいただいた時は、とてもうれしかったですし、しっかりと悔いのないように自分らしくやり切りたいと思います。

　台本を読んで、すごく感動しましたし、一日一日が尊くてはかなくて大切なものだと改めて気づかせてくれるお話だなと感じました。「セカコイ」が10代最後の映画になるので、10代を締めくくれる、自分のターニングポイントとなるような作品になればいいなと思いますし、この映画を経験して、役者として一回りも二回りも成長したいと思います。

　◇福本莉子さん

　三木監督とご一緒するのも2回目で、お相手の道枝さんも同じく2回目の共演で、いろんな縁が重なっている作品だなと感じています。道枝さん演じる透くんとの関係性が大事になってくるお話なので、共演したことのある方で良かったなと思いました。

　「セカコイ」の原作を読ませていただいて、涙が止まりませんでした。私が演じる真織は、一日で記憶がリセットされるという難しい役で、不安も大きいのですが、頑張らなきゃなという気持ちでいっぱいです。監督から「この作品は現場で真織が心を動かすことが大事だよ、大丈夫だよ」と背中を押していただいて、私自身も真織同様、日記を付け始めました。初心を忘れず、毎日毎日新鮮な気持ちで頑張っていけたらいいなと思います。