熱男の順調な調整ぶりに指揮官もご満悦だった。ソフトバンク宮崎春季キャンプの12日、松田宣浩内野手(38)が紅白戦に志願出場。白組の「4番・三塁」で出場すると、第3打席に右前へクリーンヒットを放った。

 10日から宮崎に合流後、フリー打撃などでも連日快音を響かせている。新型コロナ感染による出遅れを感じさせない仕上がりに、藤本博史監督(58)も「今すぐにでも(シーズンに)入れる状態じゃないですかね。そういうふうに用意しといてくれればいい」と信頼を寄せた。

 この日も持ち味の声でチームを鼓舞。これには三遊間のコンビを組む選手会長・今宮健太内野手(30)も「誰もマネできない。改めてリスペクトする先輩」と脱帽していた。