北京五輪フィギュアスケート男子フリー(10日、首都体育館)でクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)に挑戦した羽生結弦(27=ANA)に元フィギュアスケーターの村主章枝(41)が13日放送の「サンデージャポン」(TBS)でコメントした。

 村主は「(ケガをされて)右足の感覚のない中でチャレンジされて本当に素晴らしかったと思います」と賞賛。「(過去に)トリプルアクセルという1回転少ないジャンプ(が技として披露されて)から4回転アクセルまで44年経った今でも誰も成功していない。それぐらい難しいチャレンジだった」と解説する

 羽生は今後について明言していないが、村主は「羽生選手は辞めないと思います。いろいろな所で『僕は負けず嫌いだから』とおっしゃってるので。有言実行のお方なので、引退というのはないと思います」。

 さらに同番組では「羽ニュース」と題された疑問を村主にぶつけた。

「(羽生のSPで)氷にはまったというのがあったが、整備はしないの?」という疑問には、「2グループすべったら必ず整備しなければいけないというルールがあって、その際に穴埋めもするんです。羽生選手がすべったのは4グループ目でその前に。私、(おおよそで)数えたんですが、おそらく30個ぐらいの穴が開いていたのではないかと」と村主は話した。