14日放送のフジテレビ「バイキングMORE」では、ドーピング問題の渦中にある女子フィギュアスケートのワリエワ(15)のドーピング問題を取り上げた。

 ワリエワは昨年12月25日のロシア選手権後に採取された検体が陽性だったことが今月8日に判明。出場の可否は本日発表されるが、タレントのアンミカは「彼女が15歳で保護対象ということで認められたら、公平性に欠ける。今後抜け道となって、これを利用される可能性がある」と指摘。フリーアナウンサーの高橋真麻も「本人の意思でないにしても、薬物を使用したことは事実で他選手からしても同じフィールドで戦いたくないと思うのでは」とこの意見に賛同した。

 一方、アテネ五輪アーチェリー銀メダリストの山本博氏は「こういう薬物については本人ではなく、周りが主体的に行うケースが多い。しかし、罰則を受けるのは本人だけ。最近ようやく周りもペナルティを受けるようになったが、それでも甘すぎる」と疑問の声をあげている。果たしてどんな裁定が下されるのか。