北京五輪のスノーボードビッグエア女子決勝が15日にビッグエア首鋼で行われ、日本代表の村瀬心椛(17)が銅メダルを獲得して日本の冬季五輪女子史上最年少メダリストとなった。

 村瀬は2回目にフロントサイドのダブルコーク1080を高い精度で決め、91・50の高得点をマーク。3回の試技中高いほうから2回の合計得点で競う中、171・50で3位に輝いた。

 17歳の村瀬は、2010年バンクーバー五輪のフィギュアスケート女子で銀メダルを獲得した浅田真央の19歳を抜き、冬季五輪で日本女子最年少メダリストとなる快挙を果たした。

 偉業を達成した村瀬は開口一番「信じられなくて」と涙を浮かべてメダル獲得を喜んだ。そして「家族、友達、スポンサーの方々とか、私だけで取ったメダルではないので皆さんに感謝しかない。ありがとうございます」と活躍を支える周囲へ感謝の言葉を口にした。

 日本のスノーボード界に新たなヒロインが誕生した。