歌舞伎役者の松本幸四郎(49)が16日、都内で「ブルーマングループワールドツアーIN JAPAN」の制作発表記者会見にゲストとして出席した。

 1991年、ニューヨークで結成された米国のパフォーマンスアーティスト集団。青塗りキャラの3人を中心に、音楽や演劇などのパフォーマンスを披露する。日本でのツアー開催が決定したことを受け、ゲストの幸四郎は、髪を少しだけ青く染めて登場した。

 幸四郎は、家族とブルーマンのパフォーマンスを初めて鑑賞した時のことについて「11年前くらいで、それ自体が驚きで。あの時の衝撃的な時間は、ついこの間のような気がします。興奮して、素直に楽しいという気持ちになれた瞬間」と振り返った。

 パフォーマンスについては「ブルーマンがやることを家でやると、必ず怒られそうですよね(笑い)。子供の頃にあんなことやりたいって思っていたことを、思い出させてくれた喜び、なつかしさを感じました」と語った。

 幸四郎も、歌舞伎俳優として日本のエンターテインメント界を盛り上げる存在。「こういうことこそ、エンタメなんだと。自分もしてみたい。できればブルーマンになってみたいという思いがふっと言葉になって出てきました」と笑みを浮かべた。

 ツアーは4月2日から仙台公演が始まり、東京、名古屋、大阪などでも開催される。