フィギュアスケートの元五輪女子金メダリスト、キム・ヨナさん(韓国)が再び〝ワリエワ裁定〟を非難した。

 ヨナさんは北京五輪女子ショートプログラム(SP)の翌日にあたる16日午後、自身のフェイスブックに真っ黒な画面に英語で「ドーピング規定に違反をした選手は試合に出場できない。この原則に例外があってはならない。全ての選手の努力と夢は等しく尊い」と投稿した。

 14日にインスタグラムで投稿した画面とメッセージと同じもの。ドーピング違反が判明しながら、北京五輪個人戦出場が認められ、SPで首位に立ったロシア・オリンピック委員会(ROC)の女子代表カミラ・ワリエワ(15)についての意見をダメ押し投稿した。

 韓国メディアでは、14日の投稿について「8年前のソチ五輪で金メダルを獲得したアデリナ・ソトニコワにドーピング疑惑が上がった際には黙っていたキム・ヨナが、自身の意見をここまで述べるのは非常にめずらしい」(ソウル新聞)などと驚きの声が上がっていた。今回も「再び批判した。キム・ヨナにはとてもめずらしいこと」(釜山日報)と報道。

〝ワリエワ裁定〟がよほど腹に据えかねているものと見られる。

 ヨナさんは彼は現在、インスタグラムで87万人以上、フェイスブックで283万人以上のフォロワーがいる。