新潮社の名物編集者の中瀬ゆかり氏(57)が17、TOKYO MXの情報番組「5時に夢中!」に生出演。北京五輪のフィギュアスケート女子に出場しているROC選手団のカミラ・ワリエワ(15)のドーピング問題についてコメントした。

 中瀬氏は「体に入れるものは全部把握しているだろうし、体重から何から全部管理しているわけですよね。勝手に処方された薬を飲むなんてことは、あるわけがないし、15歳の少女をめぐっていろんな大人の思惑があってということだと思うんですよ」と指摘した。

 またROCには、2007~10年に反ドーピング規則違反で資格停止処分を受けたフィリップ・シュベツキーという医師が同行している。

 これについては「追放されていたのに戻るとか。これもちょっとこちらの感覚では、そんな人をわざわざ戻しているってこと自体、考えられない」と語った。

 さらにロシアの体質についても言及し「ロシアにはいろんなことがあって、ROCという名前に変えても、体質自体は変わっていないんじゃないかな。しかもワリエワだけじゃなくて、氷山の一角なんじゃないかと思っちゃう。脈々とドーピングの連鎖がまだ切れていなくてとやっぱり思う」と私見を述べた。