脳梗塞のため入院中の落語家、三遊亭円楽(71)が今年の「夏頃まで」休養を延長することを18日、所属事務所が公式サイトで発表した。退院のめどがたっておらず、余裕をもってリハビリと休養に充てることを理由としている。

▽所属事務所の発表全文

落語家 三遊亭円楽に関するお知らせ(今後の見通しについて)

ご心配をおかけしております入院中の三遊亭円楽の状況と今後の活動について、ご報告申し上げます。

現在円楽は連日リハビリに励んでおり、本人曰く大変疲れるのだそうですが、回復に向けて日々前向きに頑張っております。

直接の面会はかなわないものの、家族・関係者とZoomを使った面会ができるようになり、顔色も良く、「美味い蕎麦が食いてえ!」と言っております。

脳梗塞に関する治療は終了していると聞いておりますが、リハビリの他に既往症の肺癌の経過観察と治療等もあり、まだ退院の目途は立っておりません。

本人は、「俺がいなくて笑点は大丈夫か」と気にしておりますが、弊社といたしましては、今しばらくの期間、余裕をもってリハビリと休養に充てさせていただきたく、本年(2022年)夏頃までのお仕事はお休みさせていただくことをここにご報告申し上げます。

3月以降に予定されている公演につきましては、今後変更が多々発生いたします。お客様、関係各所の皆様にはご迷惑とご負担をおかけいたしますことを、伏してお詫び申し上げます。

リハビリ等による回復状況や本人の意思により、夏を待たずに少しずつでもお目にかかれると良いなと…これはあくまで希望ですが、祈っております

これまでの約3週間、皆様には多くの励まし、ご理解を賜り、お礼の言葉もございません。多くの方の支えがあっての三遊亭円楽だと、改めて思い至りました。本人も毎日頑張っておりますので、どうか今しばらくお時間を賜りますよう、重ねてお願い申し上げます。