お笑いコンビ「爆笑問題」(太田光=56、田中裕二=57)、演出家のテリー伊藤(72)らが20日、TBS系「サンデージャポン」に出演。白黒アンジャッシュ」(千葉テレビ)で復帰したアンジャッシュ・渡部建に〝舞台〟での活動をすすめた。

 テリー氏は渡部の復帰について「2人の友情話してたじゃないですか。あんなの正直どうでもいい」とバッサリ。「不祥事起こしてどこで勝負するか。舞台でどこでもいいから面白いことを2人でやって、お客さまも笑ってくれる。そこしかない。能書きたれてたってしょうがない。50近い男の友情話なんか聞きたくない」と語った。

 杉村太蔵氏も「かつての人気の需要が回復するか。テレビでは難しいんじゃないか」と指摘し、太田に「タイタンライブに、ゲストに呼ぶってお考えはありますか?」と尋ねた。

 太田は「全然やりたければやればいいし、ウチは大歓迎」とウエルカムの姿勢を示した上で、児嶋一哉が以前、「ネタはやれない」と話していたことを披露。

「俺もテリーさんと同じように、最終的にはお笑いはお客さんにウケるかウケないかでしかない。2人だけの空間だけでやると、いかにもお葬式みたいになっちゃうけど、お客さんや第三者が絡んで、どうコミュニケーションするか。やっぱり、ネタをやるのがいいと思う」と舞台での活動をすすめた。

 カズレーザーは舞台での〝ミソギ〟に違和感を示したが、太田は「ブランクがあるから勇気がいるし、おじけづいちゃうと思うけど、そこでどういうネタにするか。謹慎のこととか多目的トイレのこととかをネタに入れ込んで、なおかつ、それが客を引かせずにドカーンとウケたらOKってなると思う。ネタ作りには相当プレッシャーかかると思う。それを2人で完成させて、客前でウケた時は起死回生の気持ちにはなれると思う」と太田流のエールを送った。