日本テレビ系演芸番組「笑点」(日曜午後5時30分)が20日、放送された。脳梗塞で入院中のレギュラーメンバー三遊亭円楽(72)に代わり、春風亭小朝(66)が出演した。

円楽と同期という小朝が助っ人を務めた。冒頭では入院中の円楽の様子について「今しゃべるリハビリ一生懸命やってるんですって。同じ言葉を何度も何度も繰り返すので、マネジャーさんに『何を言ってるんですか』って聞いたら、『司会の円楽です』って言ってるらしいですよ」と、笑いを交えてあいさつした。

司会の春風亭昇太(62)はこの報告に「山田君! 小朝さんの一枚取って!」と早速座布団を没収。「いらない情報だから」と付け加えて笑わせた。

大喜利の最後に小朝は「昨年は木久扇師匠の代わりに出た。今回は円楽さんの代わりでしょう? 二度あることは三度あるって言いますからね。次は私だって人、手を挙げてみてください」と笑点メンバーを見渡していた。

なお番組最後のテロップでは「来週は人気若手落語家と笑点メンバーの対抗大喜利!」と予告した。

円楽の所属事務所は18日、円楽が今年夏頃まで休養すると発表している。