人気歌手ジャスティン・ビーバーが新型コロナウイルスに感染したことが20日(日本時間21日)に分かった。米サイト「TMZ」などが報じた。これに伴い、20日に予定していた米ラスベガスのTモバイル・アリーナ公演は6月28日に延期された。ジャスティンの広報担当者によると19日に感染が発覚。「幸いなことに比較的軽い症状で元気な状態」だという。

 ジャスティン以外にもツアーメンバーに複数の陽性者が出た模様で、関係者によると、本人も中止をとても残念がっているという

 ツアーは18日にカリフォルニア州サンディエゴ公演からスタートしたばかりだった。22日のアリゾナ州グレンデール公演、24日のカリフォルニア州ロサンゼルス公演が予定されているが、これらの公演がどうなるかについての正式なアナウンスはまだ行われていない。

 ツアーの公式インスタグラムではジャスティンのチームが「(公演延期を)ジャスティンは大変残念に思っていますが、ツアーを共に回る仲間たち、そしてファンの健康と安全が最優先事項です。サンディエゴでのコンサートは大成功を収めました。ジャスティンはこの壮大なショーを一刻も早くラスベガスのファンに届けたいと望んでいます」と声明を出して、一日も早い回復を望んでいる。