巨人の元木大介ヘッド兼オフェンスチーフコーチ(50)が沖縄キャンプ第2クール最終日の21日、2年目・中山礼都内野手(19)に意識改革を求めた。

 前日20日のDeNA戦(那覇)では9回一死一、二塁の場面で二ゴロ併殺と思われたが、遊撃・中山の一塁への送球が逸れ、その後、3失点につながった。

 元木ヘッドは「ああいうのでランナーが残って点を取られて。シーズン中ならね、やっぱりそれで負け(ということもある)。今だったら、投げているピッチャーがそのまま二軍に行かされる可能性もある。そういう気持ちでプレーしなきゃダメ」と手厳しかった。

 この日の中山は練習前の円陣後に、指揮官から直接、守備の指導を受け「(原監督から)しっかり下半身から始動してボールを投げれば、ズレは少なくなるからというお話はいただきました。自分のミスしたところの課題を一つひとつ潰していきたい」と前を向いた。4試合連続安打を放つなど打撃好調のホープが守備力も向上させる。