巨人やレッドソックスで活躍した野球評論家・上原浩治氏が２０日、ツイッターを更新。ネット上での一部コメントに反応し、不快感を示した。

　上原氏は「こんなコメント…悔しいです。一言も言ってないことが、勝手にその人でニュアンスを変えられる」と投稿。球速に関する上原氏の発言内容を曲解されたことに「ほっとくのがいいとは思うけど…言われっぱなしは、納得がいかない！！」と抗議した。

　上原氏が指摘したのは一部ネットユーザーの以下のコメント。「佐々木の１６３の話題で凄いと言ってたのに、自分は１４８で、野球はスピードじゃない、打者を抑えなきゃ意味ない。と言ってる時点で、１６３キロの話題は否定されたのか？自分を結局は持ち上げる」（抜粋）

　発端は上原氏が２０日、御意見番を務めるＴＢＳ系「サンデーモーニング」に出演した際の発言。ロッテ・佐々木朗希投手が１６３キロを計測した話題に言及し、「もう素晴らしいです」と称賛。自身の最速を問われて「僕の中では１４８キロなんですけど、ちょっと寂しいですね」と笑った後、「僕の中ではスピードで勝負できないのでコントロールで勝負する。野球はスピードを出す競技じゃないので、バッターを抑える競技ですから、ピッチャーから言わせてもらうと」などと語っていた。