阪神・佐藤輝明内野手(22)が〝恵みの雨〟に感謝した。

 23日は雨天のため、広島との練習試合が中止。この日は一日キャプテンを務めた西勇輝投手(31)と糸井嘉男外野手(40)のベテラン2人による発案で、室内練習場で行われた練習メニューの後半から各自の自主練習へ切り替えられた。

 佐藤輝は「いつも通り、バッティングと守備練習はやっていました」と振り返ると「ありがたいですね。とくにこのクールは長いので」とも続け、15時前には球場を後にした。

 キャンプ最終クールは6日間の長丁場。「今日は短く終わって、また明日から頑張っていきたい」と語り、ここまで朝から晩までいじめ抜いてきた肉体の回復に努めることを選択。26、27日(対中日、対ヤクルト)には今キャンプの集大成ともいえるオープン戦2連戦が控える。ひとまずは今週末を照準に合わせ、万全のコンディションを整える腹積もりだ。