フィギュアスケート女子のバンクーバー五輪金メダリストで韓国の国民的スターのキム・ヨナさんが、北京五輪で相次いだ〝疑惑の判定〟に見解を示した。

 ヨナさんは韓国放送局「SBS」の番組に出演。その中で北京五輪のさまざまな種目で〝疑惑の判定〟が相次いで波紋を呼んだことに触れ「スポーツをするすべての選手たち、またスポーツを愛するすべての人々が知っていて、信じている〝スポーツ精神〟というものがある。だから、それをする人も見る人もみんな感じる」と語った。スポーツにおけるフェアプレー精神の重要性を説いた格好だ。

 ヨナさんは北京五輪で大騒動となったフィギュアスケート女子ロシア・オリンピック委員会(ROC)のカミラ・ワリエワを巡るドーピング問題で「ドーピング規定に違反をした選手は試合に出場できない。この原則に例外があってはならない」などと重ねてSNSで主張。ロシアなどを中心に一部ファンから批判を受けていた。

 今回は判定に関する私見を披露し、改めて注目を浴びている。