ロシアがウクライナに侵攻したことを受けて、24日、国会で開かれていた参院予算委員会が一時中断となった。日本政府はNSC(国家安全保障会議)を開いて、今後の対応を話し合っている。政治家たちもツイッターで懸念を表明している。

 立憲民主党の蓮舫参院議員は「先ほど予算委員会の私の質問を取りやめ、国家安全保障会議を今すぐ開き対応にあたってほしいと提案し、政府は3時から会議を開くとのことです」と説明。その上で「ロシアの軍事行動は容認できません。ウクライナの皆さんに連帯します。日本政府に国際社会と連帯したウクライナへの支援を求めます」と訴えた。

 また、自民党の小野寺五典元防衛大臣は「まだ報道ベースで正確な情報ではありませんが、ウクライナのクレバ外相から『ロシアは全面的な侵攻を開始した』とのツイートもあり、かなり緊迫した様子」とツイート。「一方的な侵攻であり許せない暴挙。しっかり事実確認をした上で結束して対処を」と指摘した。

 岸田内閣がどう国際社会と協力してロシアに対応するかに注目が集まっている。