香取慎吾(45)が、今年4月に開業10周年を迎える渋谷ヒカリエのロゴを手掛けたことが24日、同社から発表された。

渋谷ヒカリエは、高層複合施設としてオフィス・文化施設・商業施設が一体となり、街とつながることで「渋谷から未来を照らし、渋谷から世の中を変えていく光になる」という意志を込めて名付けられた。同社は香取に、渋谷ヒカリエのネーミングコンセプトである「ヒカリ」をテーマに、ロゴの制作を依頼。光の三原色である赤・緑・青と、色の三原色であるシアン・マゼンダ・イエローで、渋谷ヒカリエが体現したいカラフルな世界を表現し、さらにその中心には渋谷ヒカリエに訪れる人々の心のトキメキを「10本のヒカリ」で表しているという。

香取は作品名について、明日の光の道標としてこれからも渋谷を、東京を照らしていってほしいという思いを込めて「Lighthouse」と名付けたという。

「普段はキャンパスで描くことが多いですが、今回の10周年ロゴのShibuya Hikarie 10th Anniversaryの部分はデジタルで作成しています。2つの手法を融合することによってキャンパスだけでは描けない多くのパターンから、渋谷ヒカリエと一緒に1つの作品を作り上げることができました。絵の具の重なりや膨らみなど細かい部分の発見を楽しんでいただきたいです。子供の頃から渋谷で仕事をしてきましたが、その頃は今と比べると何もなく、ここまで進化を遂げた始まりは渋谷ヒカリエだと思います。渋谷に新たな光を差し込んだ渋谷ヒカリエの10周年を一緒に祝い、新たな未来に向けてのヒカリを描けたことがとてもうれしいです。商業施設のロゴを描いたのは初めてですが、ぜひたくさんの方々にご覧いただけるとうれしいです。そして、渋谷ヒカリエが明日の光の道しるべとして、これからも渋谷を、東京を、照らしていってくれることを願っています」とコメントした。