お笑い芸人の宮川大輔(49)が23日、自身のユーチューブチャンネル「宮川大輔のコレちゃうんちゃうん」に動画を公開。下積み時代の思い出を明かした。

 若手時代、ダンスとお笑いをミックスしたユニット「吉本印天然素材」(天素)に参加していた宮川。天素には雨上がり決死隊、ナインティナイン、FUJIWARAらが名を連ねており、宮川は「青春でしたよ」と振り返った。

 一方で「昔なんてそんな芸人仲良くなかったですよ。めちゃくちゃ怖かったですよ」とも。当時、天素が活動の中心にしていた劇場「うめだ花月」(うめだ)はダウンタウンらを輩出した「心斎橋筋二丁目劇場」(二丁目)とはライバル関係にあり、芸人は片方の劇場にしか出演できず。

「松本(人志)さんから、『なんや天素』って。今田(耕司)さんとかもめちゃくちゃ怖かった」と語った。

 宮川の若手時代を支えた天素も1999年に解散。同時期に星田英利と組んでいたコンビも解散し、「気力がなくなりましたね」と吐露。芝居や他のジャンルにも挑戦したというが、「自分で無理やって思ったんですよね。自分の面白さってなんやってのを自分でわかってなかった」と語った。

 そんな宮川の転機となったのは天素時代には恐れいていた松本人志に見初められたことだという。松本がフジテレビ系「笑っていいとも!」に出演した時のこと。

「『次、誰紹介します?』ってなって。『後輩の宮川大輔』って言ってくれはった。こんなことあります?」と回想し、「泣きそうになりますよね」と松本に感謝した。