〝バカサバイバー〟青木真也(38)が、運命の一戦が決まった秋山成勲(46)に憤慨している。

 秋山とはシンガポールの格闘技イベント「ONEチャンピオンシップ」の10周年大会「ONE X」(3月26日、シンガポール・インドアスタジアム)での対戦が決定。2008年に格闘技イベント「DREAM」のリングで青木が再三にわたり対戦を呼びかけてから14年間、浮かんでは消えてきた因縁の一戦がようやく決まった形だ。

 しかし、バカサバイバーは信じられないほど怒っていた。開口一番「あのヤロー、思った以上にヌルヌルするのが早い!」と叫ぶ。なんでもONEからのリリースに寄せられた秋山のコメントにオカンムリの様子だ。まず秋山の「減量して階級を落とすことは私にとってとてもリスクが高く、大変ですが、しっかり体調を整え試合に臨みたいと思います」との言葉に「減量じゃねえだろ。21年4月にエドゥアルド・フォラヤンとやった時に自分から勝手にライト級に落としたんじゃねえか」とツッコミ。

 さらに秋山の「今年47歳。まだまだ若い選手と同じ動きか、それ以上の動きができることと信じて練習をしておりますので、試合を楽しみにしていて下さい」とのコメントにもかみついた。「年齢なんてただの数字だ。俺の知人の野獣(藤田和之)は51歳でGHC王者になったし、さらにその先輩(ケンドー・カシン)はバルコニーから落ちてピンピンしてるんだぞ」と反応。その上で「対戦発表の瞬間に2個も言い訳をつくってんじゃねえか」と吐き捨てた。

「俺はこれが自分の集大成にもなるようなビッグカードだと思って自分を追い込んでるんだよ。それに俺の友人(鈴木秀樹)は41歳で外資系企業(WWE?)を解雇されても頑張ってやっと(ノアに)再雇用されたんだ! 少しは見習え」とも続けた。

 怒りのあまり流れ弾がほかの人に当たっている気がするが、それはさておき、運命の戦いは場外戦も果てなきものとなりそうだ。