フィギュアスケートのアイスショー「プリンスアイスワールド」が25日、西東京市の「ダイドードリンコアイスアリーナ」で行われ、右足のケガから復活を目指す元全日本女王の紀平梨花(19=トヨタ自動車)が復活の兆しを見せた。

 約7か月ぶりとなった観客前の氷上演技。ピアノ曲「レイン」の音色に乗り、この日はダブルアクセル2本を跳んだ。今季は「右足関節骨軟骨損傷」の故障のためグランプリ(GP)シリーズのスケートカナダ、NHK杯など全試合を欠場中。北京五輪の出場はかなわず、自分と向き合って調整に励んできた。

 昨年末の全日本選手権前は右足の状態は深刻だったが、この日のジャンプを見る限り回復に向かっているようだ。