元雨上がり決死隊・宮迫博之(51)がつい本音を漏らした。

 26日、自身のユーチューブチャンネルを更新。お笑いコンビ「キングコング」西野亮廣の仕事場に突撃するという内容だった。

 宮迫は3月1日にオープンする焼き肉店「牛宮城」(東京・渋谷)について、西野が以前「撤退したらかっこいいですけどね」と語っていたことに猛抗議。西野原作の絵本「えんとつ町のプペル」の名セリフを並べて詰め寄ったが、西野は「本当に気を付けてください」と終始心配していた。

 西野はあくまで宮迫の大ファンで、牛宮城の成功を願う一人。だからこそ、チーム宮迫に対して〝ブレーキ役〟を入れるよう進言。「何のために車にブレーキが付いているか。結論、アクセルべた踏みするためです。チーム全員でアクセルべた踏みしないといけない時がある。この状況を作るためには、ブレーキを踏めなきゃいけない。ブレーキを踏む技術が高いから、アクセルべた踏みできる。ブレーキ踏む人、絶対持っておいた方がいい」と、含蓄のある言葉で諭した。

 これに宮迫は「牛宮城に関してはブレーキオイルが切れているんですよ」と自虐。続けて「(牛宮城)スタート時点でブレーキを踏めばよかった。大丈夫か?とよぎったことはある」と、思わず本音をこぼした。

 西野進言のブレーキ役については、宮迫の盟友である人気ユーチューバー・ヒカルの存在が脳裏をよぎる。当初、牛宮城は宮迫とヒカルによる共同経営を目指していたが、試食会で出された肉のクオリティーに幻滅したヒカルが「傷口が広がる前に…」と、撤退を決断した。

 ただ、後日ヒカルは撤退理由について、宮迫のもう1人の盟友である経営者・若林和人氏に不信感を抱いていたと告白。同氏は宮迫を全面サポートし、牛宮城の株式50%を保有する人物。ヒカルは「ぶっちゃけ、(撤退は)若林さんとやりたくなかったというのがあって。本当に宮迫さんは任せきってたんで」と語っていた。

 そんななか、宮迫は西野との動画の中で「事務所の株のパーセンテージとかでいろいろあって。僕は45パーセントの比率で『決定権がない』ってことだったんで、株を(若林氏らから)買って100%にしました。僕のものです」と明かした。つまり同店から若林氏の経営上の影響力は〝排除〟されたということになる。

「ヒカルさんにしてみれば、助けやすくなった。現在も宮迫さんとの関係は良好。再びヒカルさんが経営に参画するとは思わないが、西野さんの言う〝ブレーキ役〟には適任だと思う。彼はファッションブランドなどの経営者でもあるため、物事を冷静に見る目があります」(芸能プロ関係者)

 さまざまなドラマを生み出してきた〝牛宮城物語〟が、また新たな局面を迎えた。