ドラマ1週間：井桁弘恵、連ドラ初主演で“最強美女”に　小日向文世は68歳で主演「せりふとの闘い」

　1週間の主なドラマのニュースをまとめて紹介する「ドラマ1週間」。今回（2月19～25日）は、女優の井桁弘恵さんが、4月6日スタートの「メンタル強め美女白川さん」（テレビ東京ほか、水曜深夜0時30分）で連続ドラマに初主演する話題、俳優の小日向文世さんが主演を務める「嫌われ監察官 音無一六」シリーズ（テレビ東京）が連続ドラマ化する話題などが注目された。前後編で取り上げる。

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　23日、俳優の六角精児さんが、人気刑事ドラマ「相棒season20」（テレビ朝日系、水曜午後9時）第17話（3月2日放送）にゲスト出演することが明らかになった。六角さんが演じるのは、シリーズ初期から「season14」（2016年）までレギュラーメンバーとして登場した鑑識・米沢守。警察学校の教官職へと異動した米沢は「Season15」「Season16」にもスポット参戦しており、今回は六角さんにとって約4年4カ月ぶりの登場となる。おなじみのユニホームに袖を通し、杉下右京（水谷豊さん）、冠城亘（反町隆史さん）と捜査に出向く。

　23日、お笑いトリオ「ハナコ」の岡部大さんが、4月8日スタートの連続ドラマ「しろめし修行僧」（テレビ東京ほか、金曜深夜0時12分）に主演することが明らかになった。岡部さんがドラマで主演を務めるのは初めて。「しろめしに合う最高のおかずとは何か」を追求するグルメドラマで、岡部さんは超食いしん坊の修行僧・米田たくあんを演じる。

　23日、俳優の鈴鹿央士さんが、4月9日スタートの連続ドラマ「クロステイル ～探偵教室～」（東海テレビ・フジテレビ系、土曜午後11時40分）で主演を務めることが明らかになった。鈴鹿さんが連続ドラマに単独で主演するのは初めて。八津弘幸さんの原作・脚本で、探偵学校を舞台に、生徒たちがさまざまな問題に直面しながら、成長していく姿を描く。鈴鹿さんは、突然失踪した父親を捜すために探偵学校に入学した“探偵の卵”飛田匡（とびた・たすく）を演じる。

　24日、俳優の尾上松也さんが、4月期にフジテレビの「木曜劇場」枠（木曜午後10時）で放送される連続ドラマ「やんごとなき一族」に出演することが明らかになった。ドラマは土屋太鳳さん主演で、マンガ誌「Kiss」（講談社）に連載中のこやまゆかりさんの同名マンガが原作。庶民の家庭から上流社会の一族に嫁ぐことになった主人公・篠原佐都（土屋さん）の姿を描く。松也さんは、佐都の義理の兄となる深山明人を演じる。また、松也さんは放送中の「ミステリと言う勿（なか）れ」（同、月曜午後9時）にも出演しており、2クール連続で同局のドラマに出演する。

　24日、小日向さんが主演の「嫌われ監察官 音無一六」シリーズが連続ドラマ化することが明らかになった。今作は2013年に第1弾が放送され、これまで全6回のスペシャルが放送されてきた人気シリーズ。主人公の監察官・音無一六（小日向さん）が、鋭い観察眼とひらめきで、難事件を解決へと導いていく姿を描く。小日向さんは「一六の役は結構、せりふとの闘いです」「気分はチャレンジ」と話している。4月期にテレビ東京の「金曜8時のドラマ」枠（金曜午後8時）で放送される。

　25日、井桁さんが「メンタル強め美女白川さん」で連続ドラマに初主演することが明らかになった。ツイッターで大きな反響を呼び書籍化された、獅子さんの同名マンガが原作で、体形や性格などにコンプレックスを抱える女性たちが「私は私、可愛く、強く！」をモットーに生きる主人公との関わりを通し、次第に心境の変化が起こる姿を描く。井桁さんは、自己肯定力の高さと笑顔で悩みを抱える女性たちに優しく寄り添う、“最強美女”の白川桃乃を演じる。

　25日、女優の満島ひかりさんが、4月スタートの連続ドラマ「未来への10カウント」（テレビ朝日系、木曜午後9時）に出演することが明らかになった。ドラマは木村拓哉さん主演で、生きる希望を失った主人公・桐沢祥吾（木村さん）が高校ボクシング部のコーチになり、熱い気持ちを徐々に取り戻していく学園スポーツドラマ。満島さんはボクシング部の顧問を押し付けられたシングルマザーの高校教諭・折原葵を演じる。木村拓哉さんとはフジテレビ系“月9”ドラマ「月の恋人～Moon Lovers～」（2010年）以来、2回目の共演で、本格共演は初となる。