「第11回ytv漫才新人賞決定戦」の出場者による記者会見が2月28日、大阪市内で行われ、予選会を勝ち抜いた若手漫才コンビ6組が参加した。本番の出演順を決める抽選会の結果、<1>丸亀じゃんご<2>カベポスター<3>さや香<4>たくろう<5>ダブルヒガシ<6>フースーヤと決定した。

それぞれ血気盛んな若手だけに、抽選順がわかるたびに一喜一憂。トップバッターに決まった丸亀じゃんご(北村敏輝、安場泰介)は「(プレッシャーのかかる1番は)最悪や。わざわざクジを引くシミュレーションやってきたのに。もう、決まったらやるしかない」

23日に長男が誕生したばかりというさや香の石井(33)は「しっかり育てていかなきゃという責任感でいっぱいです。10年目で最後のチャンスなので、子どものためにも勝ちたい」とパパの顔。

優勝賞金100万円に目の色が変わったのはダブルヒガシの大東翔生(29)。「霜降り明星の粗品さんから200万円ほど借りてるので、少しでも借金を返したい」と必死だった。

なお、カベポスターの浜田順平(34)は新型コロナウイルスの濃厚接触者となり、この日の会見を欠席した。

同賞は芸歴10年以内の漫才師が対象で、3度の選考会により6組が選ばれた。決定戦は3月20日午後3時、読売テレビで生放送される(関西ローカル)。