Hey!Say!JUMP山田涼介(28)主演映画「鋼の錬金術師 完結編」(曽利文彦監督)の公開が決まったことが1日、分かった。

2部作連続の公開となり、前編「復讐者スカー」が5月20日、後編「最後の錬成」が6月24日から公開される。本田翼(29)らが前作から続いて出演し、新田真剣佑(25)ら豪華新キャストも加わる。

同作は漫画誌「月刊ガンガン」で01年から10年まで連載した荒川弘氏の代表作。17年公開の初実写映画は興行収入約12億円の大ヒットを記録し、昨年連載20周年を迎えた。完結編となる今作では、原作の最終話までを描ききる。

新田演じる傷の男(スカー)が中心となる「復讐者スカー」では、山田演じる主人公エドが命を狙われる。「最後の錬成」では原作のクライマックスとなる“お父様”との戦いや、その後の主人公兄弟や仲間たちを描く。

山田は「続編が決まる前から、チャンスがあれば完結まで演じたいと強く思っていたので、とてもうれしく思っています。やるからには前作以上のものにしたいと思い、半年前から食事制限や体作りを始めて撮影に挑みました」と明かした。「『やっぱりこの作品が好きだ』という気持ちが自分を奮い立たせ、最後まで撮影を乗り切ることができました。見届けてもらえたら光栄です」と呼び掛けた。新田は「もともと1作目を見ていたのであの世界に飛び込めると思うととても楽しみでした。完成が楽しみです」とコメントした。

内野聖陽(53)ら多数の新キャストも名を連ねた。東の大国シンから不老不死を求めて訪れた皇子、リン・ヤオは渡邊圭祐(28)が、リンの護衛ランファンは黒島結菜(24)が演じる。また舘ひろし(71)も、舞台となるアメストリス国軍の大総統、キング・ブラッドレイ役で特別出演。「初めて衣装を着た時は、この世界に入っていけることが楽しくて、本当に素晴らしい経験をさせていただきました」と振り返った。