サッカー元日本代表MF本田圭佑(35)が2日、自身のツイッターで再びウクライナ情勢に触れた。

 本田は「私は、私たちの歴史が知らない戦争を止める方法があると信じています。しかし、それは暴力的なものではありません。もし、戦争なしに自由と平等を手に入れることができないのなら、私たちは第二次世界大戦から何を学んだのでしょうか。命より大切なものはないのです」と英文でメッセージを投稿。

 本田はロシアのCSKAモスクワで2010年から4年間プレーし、リーグ制覇などのタイトル獲得に貢献。これまでロシアによるウクライナへの軍事侵攻に対してSNSを通じて積極的に発信を続けてきた。

 先月26日にはウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領がロシア側と停戦協議を打診したことに対し「ウクライナ大統領の判断に疑問を感じる。これから協議に入るのならこの数日にでた犠牲者はなんやったのか。プーチン大統領は世界中から悪者にされるのを百も承知で意思決定した。その覚悟の怖さをもっと警戒するべき」と人命優先を主張。

 翌27日にもツイッターで「戦争を回避するためのまともな議論ができる人がこれほど少ないとは。自由と民主主義のために戦ってるという美談に踊らされるな。死にたくない人がどれだけいるか。各国政府も信用ならん。もし本当に助けたいなら武器を売ったり送ったりしんくていいから、軍隊を派遣して守ってあげてください」とメッセージを発信した。