TBSが2日、東京・赤坂の同局で、定例社長会見を行った。

佐々木卓社長は、同局系ドラマにたびたび出演し、先月20日に前立腺がんで亡くなった西郷輝彦さんについて言及した。

同局系で西郷さんが主人公・遠山金四郎役を務めた75年の時代劇「江戸を斬る」はシリーズ化された。近年では19年に「ノーサイド・ゲーム」で社長役を務めた。

佐々木社長は「心からお悔やみ申し上げます」と悼み「西郷さんは私たちの歴代のヒットドラマで大活躍していただいた」と振り返った。

「ノーサイド・ゲーム」については「こよなくラグビーを愛する、寛容な心が広い社長として、私が目指したい社長像でした」とラグビー経験のある佐々木社長らしく語った。

ドラマ放送後に西郷さんに会ったといい「明るくてなんてすてきな方なんだろうと思いました。本当にお悔やみ申し上げます」。