実写映画「鋼の錬金術師」の続編製作が決まった。前編「鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー」(5月20日)、後編「鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成」(6月24日)の2部構成で公開される。主演は前作に続いて「Hey!Say!JUMP」の山田涼介(28)が務めるが、原作ファンからは再び落胆する声が…。

 原作は累計発行部数8000万部を記録した漫画「鋼の錬金術師」。2017年に初めて実写映画化され、興行収入12億円とまずまずの結果を残したが、評判は芳しくなかった。

「原作ファンの抱くイメージと違ったことから、低評価の嵐だったのです。それこそ『原作と映画は別物として見たほうがいい』と言われたほど。続編も主演の山田をはじめ、主要キャストのほとんどが続投するため、公開前にもかかわらず『残念すぎる』という声が出ています」(映画関係者)

 山田の映画で言えば、先月公開の主演映画「大怪獣のあとしまつ」も酷評されている。「鋼の錬金術師」続編で落ちた評価を回復したいところだが、いかんせん前作の評判が悪すぎて期待薄だ。

 となれば、続編から参加する新規キャストに期待するしかないのかもしれない。

「前編のキーを握るスカー(傷の男)役を新田真剣佑が演じます。主人公の山田と敵対する役です。サブタイトルに復讐者スカーとあり、復讐に燃える真剣佑の姿が見られるはず。前編の成績が良ければおのずと後編の結果に繋がるので、本当に大事な役です」(前同)

 真剣佑が映画の起爆剤となるか。