元妻キム・カーダシアン(41)との復縁を熱望するラッパーの「イェ」ことカニエ・ウェスト(44)が、キムの新恋人でコメディアンのピート・デビッドソン(28)を〝生き埋め〟にするという蛮行に出た。

 カニエは2日、米歌手ゲームとコラボした新曲「イージー」のミュージックビデオを公開。MVの中でカニエは「神様はオレを守ってくれた/だからピート・デビッドソンの野郎を殴るのさ」とラップ。その歌詞と共に、縄で縛られたピートに見立てた粘土のキャラクターを頭だけを出して土に埋めるというアニメーションが含まれているのだ。

 さらに、カニエ自身の粘土キャラが土に埋められたピートの頭にバラの種をまき、MVの後半では花が咲くというサイコな設定になっている。バラについては先月のバレンタインデーの14日、カニエは〝サプライズプレゼント〟としてキムのもとにトラック満載のバラの花を送り付けたことが伝えられた。

 MVの最後はおとぎ話の終わりのように「その後、みんなはいつまでも幸せに暮らしましたとさ」とした後で、「ただし、誰かさんを除いて」とした。米芸能サイト「TMZ」はピートへのあてつけだと解説した。

 カニエのピートへの嫌がらせは今回が初めてではない。昨年10月にキムとピートの交際が報じられると、ピートを薄汚い白人男性を指す「スキート」というスラングで呼ぶなど、SNSでこき下ろし、ハラスメントを続けている。

 TMZはまた、MVが公開された2日は、キムの離婚申請を裁判所が正式に認めた日と皮肉にも偶然重なったと指摘した。