2年連続開幕が決まっている西武・高橋光成投手(25)が3日の巨人戦(東京ドーム=オープン戦)で4回51球を投げ3安打2失点だった。

 立ち上がり、先頭の丸に高めに浮いた145キロストレートを左翼スタンドに放り込まれる先頭打者弾を浴びる。

 二死後、今度は4番・岡本和に不用意な初球142キロカットボールをセンターバックスクリーンに運ばれ高橋光は2本のアーチで2失点を失った。

 2回以降は立ち直り、3回に連続四球からピンチを背負うも無失点に切り抜けただけに悔やまれる初回の2被弾だった。

 高橋光は「前回より直球は良くなっています。開幕に向けて状態をより上げていきたいです」としながら初回の2被弾にはこうコメントした。

「1本目はしょうがないとして2本目、4番打者に対してあの投球はありえない。あそこで冷静に向かって行けたらまた結果も違っていたと思う。ホームランバッターに対して投げてはいけない球だった」

 初回の入り方に課題が出たオープン戦初登板だった。