巨人は3日に、育成の加藤廉内野手(23)が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたことを発表した。現在はジャイアンツ寮の自室で隔離療養しているとのこと。

 加藤は2日夜に発熱などの症状を訴え、この日の朝にPCR検査を実施。陽性判定を受け、医療機関の診察をもって陽性が確定した。他の二軍、三軍の監督、コーチ、選手計73人は全員陰性だった。

 球団は4日以降もファームの監督、コーチ、選手、スタッフらを対象に繰り返しPCR検査を実施予定。なお、2日には同じく育成の山本、川嵜、岡本大も新型コロナに感染したことが判明しており、当初行われる予定だった5日の教育リーグ・ヤクルト戦(ジャイアンツ球場)と6日の日本ハム戦(鎌ケ谷)は「チーム編成が困難になった」として、この日の午後に既に中止が発表されていた。