劇団四季ミュージカル「オペラ座の怪人」が6日から大阪四季劇場で、上演される。大阪公演は13年ぶり。同劇場で3日、最終舞台稽古が行われた。23年春までの上演予定。

仏作家ガストン・ルルーの同名小説を基にした名作は、パリ・オペラ座の地下にすむ歌姫クリスティーヌと、彼女を愛する“怪人”の触れあいを描く。四季では88年の初演以来、全国10都市で上演を重ね、総入場者数は740万人以上にのぼり、総公演回数は「ライオンキング」「キャッツ」に次ぐ国内3位の7596回を誇る。

この日の稽古は、開幕を目前に控え、緊張感あふれる舞台が展開され、入念な最終確認が行われた。

オペラ座の怪人役の岩城雄太は「13年ぶりとなる『オペラ座の怪人』大阪公演に出演できることを、大変うれしく光栄に思います」と感謝。物語について「19世紀のパリを舞台に、オペラ座の地下にすむ怪人と歌姫・クリスティーヌの悲しくも美しい恋を、アンドリュー・ロイド=ウェバーの流麗な音楽にのせて描く本作。多くのお客様に作品の感動をお届けできるよう、1回1回の公演を精いっぱい務めて参ります。豪華絢爛(けんらん)なオペラ座で皆様をお待ちしています」とアピールした。