フジテレビの宮司愛海アナウンサー(30)が、4月から昼の報道番組「Live News days」(月~金曜、午前11時30分)のキャスターを務めることになった。現在、担当しているスポーツ番組「S―PARK」のキャスターは卒業する。

 早大卒の宮司アナはスポーツ番組を多く経験。〝フジのスポーツの顔〟になり、昨年の東京五輪、今年2月の北京五輪でもキャスターを見事に努めた。

「入社8年目でキャリアも十分。今回の配置転換は栄転と言っていいでしょう」(フジ関係者)

 一方、フジとしては報道番組のキャスターの重責を託すには、宮司アナ以外に適任者が見当たらない事情もある。というのも宮司アナは〝非ステマアナ〟だからだ。

 エース候補と言われる井上清華アナら、同局7人の女子アナのステマ疑惑が昨年4月、「週刊文春」に報じられ、SNS上で厳しい批判を浴びた。その7人に宮司アナは含まれていなかった。

「宮司アナは浮ついたところがなく、仕事にマジメ。〝非ステマ〟だったことに局内でも納得の声が上がっていました。ネット民のウケも抜群。報道番組のキャスターには適任でしょう。中堅から若手の女子アナはステマ疑惑の該当者だったりして、適任者はなかなか見当たりません」(同)

 人気アナの担当番組を見ると、エースの三田友梨佳アナは平日夜のニュース番組「Live News α」のキャスターが4月から4年目を迎え、イメージが定着しているため、動かせないという。〝非ステマ〟だった永島優美アナは朝の情報番組「めざまし8」のキャスターに配置転換したばかりで、4月にようやく丸1年になるため、こちらも動かせない。

 こうして宮司アナが今春、満を持して報道キャスターに挑戦するわけだが、〝昼の顔〟に定着できるか?