21年10月に90歳で亡くなった、元東映社長の高岩淡(たかいわ・たん)さんのお別れ会が4日、都内で営まれた。

お別れ会に参列した里見浩太朗(85)は東映を通じてコメントを発表した。

「僕は高岩さんに会って、怒った顔を見たことがありません。いつも笑顔で、温かい表情を浮かべられていたのが印象に残っています。高岩さんはかつてテニスをたしなまれていて、私や私の家内たちとよく一緒に汗を流したことを思い出します。ある日東映本社に来たら、たまたまその日が高岩さんが東映を去られる日でした。談笑しながらお車までお送りして、その時『おう浩ちゃん、また京都で会おうな』と言ってくれたのが最後でした。残念です」