スペイン1部の名門レアル・マドリードでもプレーした元オランダ代表MFクレランス・セードルフ氏(45)がイスラム教に改宗したと、自身のインスタグラムで発表した。

 セードルフは1992年にオランダ1部アヤックスでプロデビュー。その後、Rマドリードやイタリア1部インテルやACミランなど数々のビッグクラブでもプレーしたサッカー界のレジェンド。2014年に現役を引退し、ACミランの監督に就任。所属していた元日本代表MF本田圭佑らを指導した。

 スペイン紙「アス」は「セードルフは彼の信念のためにイスラム教に改宗したことを公式に発表した。彼のパートナーであるソフィア・マクラマティが決断の重要な存在だった」と指摘。その上で「元サッカー選手は特にアラブやイスラム世界のファンの間で非常に人気があり、プライベートな生活でも素晴らしい時間を過ごしている」と伝えている。

 またセードルフは改宗により変更することも多い氏名を変えないことも公表。SNSに「私は自分の名前を変えず、両親が付けた名前、クレランス・セードルフを引き続き使用します!!」と書き込んだ。